クローン病とは
クローン病って?
クローン病は、腸に炎症がおこり、粘膜に発赤や浮腫、潰瘍(傷つき、えぐられた状態)ができる病気です。慢性的な下痢や腹痛、発熱、体重減少などが多くの患者にみられます。進行すると口から肛門まで消化管のすべてに病変がおこります。主に小腸や大腸に病変がおこることが多いですが、病変は何箇所かに多発することもあります。病状が悪化する時期(活動期)と安定する時期(緩解)を繰り返すのが特徴です。
進行すると、狭窄、ろう孔、穿孔などの腸管合併症を引き起こし、手術が必要になることがあります。クローン病は、原因不明の病気であり、根治療法がなく、長期の治療を必要とします。
どんな人の多い?
クローン病は10代から20代で発症するケースが多く、男女比は2:1ほどといわれています。初期症状がわかりにくく、気づきにくいので注意が必要です。とくに若い人に多いので、症状を見過ごすことが多く、異変に気づいたときには症状が進んでいることが多いようです。
クローン病になると絶望的?
クローン病になるとつらいことも多いですが、人から人へ感染する病気ではありませんし、がんの発生率も潰瘍性大腸炎ほど高くありません。また、難治性ではあるものの、生命をおびやかすことは少なく、予後はよいとされています。
クローン病は”公費対象”の病気
クローン病は、医療費援助の対象となっている特定疾患です。クローン病患者は、国の制度である難病患者の医療費助成制度を受けることができます。この制度では、保険診療では治療費の自己負担分は約3割相当のところを、その一部に関して公費負担を受けることができる制度です。
公費の負担には、認定基準があり、主治医の診断に基づいて都道府県(保健所)に必要書類を申請します。病気の認定されると、「特定疾患医療受給者証」が交付され、公費負担を受けることができます。
※他の法令により国又は地方公共団体による医療に関する給付が行われている方は除かれます。申請については最寄りの保健所にご相談ください。
障害者手帳も取得できる
病状によっては障害者手帳も取得可能です。直腸・膀胱の機能障害や永久的なストーマ造設、治癒困難な腸ろうがある場合、小腸病変で随時経口以外の栄養療法が必要な場合は対象になります。障害者低調を希望する場合はまず医師に相談しましょう。申請先は、各地方自治体の福祉事務所や障害福祉課です。
保険もある
三井生命保険では潰瘍性大腸炎とクローン病の方に保険加入の門戸を開いています。全員が加入できるわけではありませんが、有る一定の条件を満たすと入会が可能です。入院屋手術の直後、病状のコントロールがうまくいっていない、重篤な合併症がある、悪化が懸念されるといった場合には難しいようです。
ただ、多くの方が入会できているようなので、気になる方は一度HPで確認して資料請求、またはお電話で相談されるとよいでしょう。
- 電話相談:IBD専用窓口 三井生命コミュニケーションセンター
0120-270-706(土・日・祝日をのぞく9:00~17:00) - HP:三井生命保険株式会社





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